遊戯王デッキ作り講座 ★作る前に知っておこう

デュエリストにとって、自分のデッキが強いことはデュエルで勝つためにとても重要ですよね。その強いデッキ作りを応援するのがこの講座。デッキを作る前に、これくらいのことは知っておきましょう。

トーナメント戦とシングル戦で勝てるデッキは違う!!!!

トーナメント戦で勝てるデッキ

コンボでしか使えないカードの投入を控え、多くが単独で機能するパワーカードを大量に含めたデッキ(難しくいうと【スタンダード】【グッドスタッフ】や【ジャンク】などと呼ばれます)は、非常に安定している上、なおかつ対策しづらいため、トーナメント戦で勝ちやすいです。

シングル戦で勝てるデッキ

それに対し、1ターンキルデッキ(1ターン目、あるいは複数のターンをしのいだ後、強力コンボを組むことによって1ターンで勝利することを目的としたデッキ)などのように、爆発力のあるデッキは、安定はしていませんが、シングル戦では勝ちやすいです

遊戯王OCGは汎用カードと切り札カードに大別できる

汎用カード
  • 低レベルモンスター:【ジェミナイ・エルフ】【ライオウ】【死霊騎士デスカリバー・ナイト】etc..
  • ドローカード:【強欲な瓶】【聖鳥クレイン】【デステニー・ドロー】etc..
  • サーチカード:【キラー・トマト】【増援】【クリッター】etc..

以上は汎用カードに分類できます。

切り札カード
  • 大型モンスター:【古代の機械巨人】【光と闇の竜】【光神機-轟龍】etc..
  • 特殊召喚モンスター:【ダーク・アームド・ドラゴン】【ヴァンパイアジェネシス】etc..
  • 蘇生カード:【死者蘇生】【早すぎた埋葬】etc..
  • 除去カード:【ライトニング・ボルテックス】【地割れ】【地砕き】etc..

以上は切り札カードに分類できます。


汎用カードの例の死霊騎士デスカリバー・ナイト: 効果モンスターの発動と効果を無効にし、そのモンスターを破壊するカード


切り札カードの例:ダーク・アームド・ドラゴン: 自分の墓地に存在する闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚する事ができ、フィールド上のカードを破壊する事ができる。

切り札カードをうまく使うために

では、汎用カードと切り札カードを使いこなすにはどうすればいいでしょうか。切り札カードは必要ないとき・・・最初の6枚の手札に引いても困りますよね。デュエルの真ん中あたりで引けるのが理想です。次の表を参考にして、実際にデッキを作るときは事故が起こらないようにしましょう。

デッキが40枚デッキのときにダーク・アームド・ドラゴンをデッキに一枚入れたとき
6枚までに引く率15% 10枚までに引く率25% 20枚までに引く率50%

デッキが40枚デッキのときにダーク・アームド・ドラゴンをデッキに二枚入れたとき
6枚までに引く率28.1% 10枚までに引く率44.2% 20枚までに引く率58.9%

デッキが40枚デッキのときにダーク・アームド・ドラゴンをデッキに三枚入れたとき
6枚までに引く率39.4% 10枚までに引く率58.9% 20枚までに引く率88.4%

使いやすいカードであれば迷わず3枚投入するべきです。

低レベルモンスターはすごく重要!

低レベルモンスターは基本的にすごく大事なカードです。最初の手札に1~2枚はないと、相手から最初に2000近くのダイレクトアタックを食らってしまいます。デッキに低レベルモンスターを何枚入れると最初の手札に何枚低レベルモンスターがくるかの表を乗せておきます。普通のデッキなら15枚ほど入れときましょう。

デッキが40枚デッキのときにデッキに15枚低レベルモンスターを入れた場合初期手札に
0枚4.6% 1枚20.8% 2枚34.6% 3枚27.3%

デッキが40枚デッキのときにデッキに20枚低レベルモンスターを入れた場合初期手札に
0枚1% 1枚8.4% 2枚23.5% 3枚33.4%

デッキが40枚デッキのときにデッキに10枚低レベルモンスターを入れた場合初期手札に
0枚15.5% 1枚37.1% 2枚32.1% 3枚12.7%